
いままで展示をメインに写真を考えてきたのだがせっかくデジタルデータで写真を扱っているのだし、というわけで、簡易な写真集、zineをつくってみよう・・・ちょっとノリが軽いかなと思うけれども、写真は気軽に実験ができるのも長所であると思う。
写真集は編集と頒布をセットにして第三者に委託するのが本来なのだろうけれど、まずは自分でやってみて理解しようというわけで、編集に着手してみた。ボクの場合展示といってもインスタレーションではないシンプルな展示をしてきたので壁面を中心に構成を考えていたのが、簡易な写真集といえどページを繰るということの違いをしっかり見極めたいと思う。ま、それをPCのモニター上という平面上で考えるのだけれどww。
多くの人が既にやっていることだけれど、自分としての新しいことをやる、ということだ。
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↑写真集としては異例のロングセラー
写真家、荒木経惟氏の愛猫チロが3月2日に亡くなっていた。享年22歳だったという。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100306/tky1003060000000-n1.htm
今日ツイッターでチロの訃報をつぶやいた方がいて、外出先だったので真偽は分からなかった。
けれどもこのつぶやきがキッカケで、そういえば写真集「愛しのチロ」を持っていないことを思い出し、これは
写真集を買えということに違いないと思った。
1990年に出版され、写真集としては異例のロングセラーだから改訂版とはいえ今でも新品で購入できるのだ。
アラーキーのバイオグラフィを確認したら、チロが荒木家にやってきたのが1988年3月で、陽子さんは1990年1月に亡くなっている。二人と1匹の幸せな生活は2年にも満たなかったことに驚く。
陽子さんなきあと、チロが有名な雪のテラスで跳躍しているイメージは忘れられない。
チロちゃんに黙祷!
テーマ:猫の写真 - ジャンル:写真