
神戸のGallery TANTOTEMPOに行って写真展 -plastic/fantastic- を観てきた。
http://tantotempo.jp/contents/
この写真展は「Corn Dogs and Blue Ribbon」という米国の農業振興フェアで撮影されたシリーズと
「Daylight Saving」という8月の休日を友人や家族と過ごした様子を撮影した2つのシリーズから構成されている。
どちらのシリーズもプラスチックのレンズをもつトイカメラで撮影され、モノクロームの柔らかいイメージをもつ写真たちだ。自分はそれらの写真の中でも、特に人と動物が言葉を介さないコミニュケーションをしているように受け取れるいくつかの写真たちに特に魅力を感じた。
2つのシリーズがひとつの会場に展示されているが違和感を感じなかった。これはいずれのシリーズのプリントもモノクロームであり、柔らかなイメージに統一されているからだけれども、それ以前にMeg Birnbaum氏の視線の質が2つのシリーズに共通しているからだろう。
作者が提出したいイメージを実現するために機材(トイカメラ)の選択~プリントの仕上げまで一気通貫しているので
気分よく観れる、いい写真展だと感じた。
この展示は3月21日(日)まで開催されている。写真に関心のある方にぜひ観て頂きたいお奨めの展示だ。
追記:トイカメラで楽しまれている若い方は、ひょっとすると驚かれるかも・・・。
自分が驚くかそうでないか興味を持った方は、ぜひ一度行ってみてください。
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