
↑写真展会場近くの喫茶店。モーニングがおいしい・・・GX100
5月6日 午後5時を持って、ばんひろみさんと共同開催の個展は終了した。
500名を超える方が来場されたが、ひとえにばんさんの人柄のなせる技だ。感謝。
ご覧頂いたすべての皆様、「ありがとうございました」。
3年に一度は個展をしたいと思っていたが、かなわず、4年ぶりの展示となった。
それだけにコンセプトと内容にこだわりがあり、ひとりでも多くの方に伝えたいと
闘ったというのが実態だった。
写真は本当にいろんな角度からいろんな解釈ができるので、またそこが魅力だと思うが、
伝えたいことがあるので、ご挨拶文や来場者との会話で、言葉で補足する必要があった。
その闘いだったと思うが、コンセプトをもって写真を撮る以上伝えることに誠実でありたいと
改めて思った。
ばんさんは7年間の写真を総括するような展示で、ストレートに楽しく猫の魅力をたっぷりと
楽しめる展示だった。それを支えるのは、猫に対するこだわりでありちょっと気の遠くなるほどの
ショット数の写真が展示された42枚の写真の背後から支えて、厚みを与えていた。
森山大道が撮影数の多さはその写真家の欲望の強さに比例すると語っているが、その好例が
ばんさんかもしれない。
猫を共通項とした、手法と個性の異なる2人による二つの個展を同時開催するという試みを
持ちかけた自分だが、会期中、この部分は自分でも楽しかった。
充実した展示だったと思う。
スポンサーサイト