
TWO PHOTO EXHIBITIONS ABOUT CATSは、総入場者数は564名様。
Trivial Sceneを前に、たくさんの方とお話したが特に印象に残った方を記憶が消えぬうちに記す。
About30世代の女性
猫好きだというのに、先日猫カフェに行って猫に触らずに帰ったという。不思議に思って理由を
聞くと、猫には猫の世界があるから・・・だそうだ。話し方や表情になぜか差し迫った様子のある
方で帰り際記帳をお願いしたら、ひとこと「この世にねこがいてよかった。そう思った。」
大学の写真部の女性
写真部だというので、なにげなく突っ込んだ話をしてしまったのだと思うが、人を撮りたいのですが
自分には向いていないのではetc.といつの間にか写真行為のカウンセリング状態になってしまった。
一生懸命で初々しい。
40代ホームレスの男性
こざっぱりした身なりで入って来られ、熱心に見てくれた。写真をしている方と見当をつけて話かけると
自分はホームレスで、立ち売りの雑誌を販売して生計をたてているという話の展開になり内心吃驚
した。この方の関係する雑誌には職業カメラマンもいてホームレスをきれいに撮りすぎるのが不満
だという。ホームレスがホームレスを撮るというコンセプトで自らコンパクトデジカメで撮影している
と話された。生活を少しでも安定させて写真を発表してほしいものだ。
About70代男性
ブルージーンズに紺色のブレザーといういでたちのカッコイイおじい様。
開口一番「モノクロはいいねえ」と嬉しがらせてくれる。色々話した末、調子にのって栄町の写真
ギャラリーを紹介すると「そのギャラリーは写真に値札がついているのかね?」と仰る。はい、写真
は販売していますと答えると「じゃあ、行ってみるよ。ありがとう。」って。物腰の柔らかさから推測
するにセレブに違いない。
TANTOTEMPOの皆さん、おしゃれなおじい様が訪問したら優良顧客様かも・・・・。
連日、ギャラリーに居ると本当に色々な方が入ってこられる。
勉強になるなぁ。
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