どれが正解でどれが不正解なのかはボクには分からない。震災がとてつもなく広い地域に渡っていて現在進行形であり、地震に端を発して津波、原子力発電所の不具合など多くのことが同時に進行しつつあるからだ。
ボクは西日本に居るので被災していない。一方被災地の現在のニーズはここ数日ではっきりした。水・食料・医薬品・ガソリン・その他の生きて生活するための日用品を至急欲しいということだ。これら輸送についての補給経路や補給手段の確保について、専門家でないボクが何か言えるようなアイデアは何もない。要するにこういう緊急時に必要な具体的な対応について、まったくの素人なのだ。
で、被災していない素人のボクはなにをするのか?
1.節電
2.ガソリンを出来るだけ使わない
3.募金
4.チャリティーへの参加
5.当面、被災地で必要となりそうな商品の買いだめをしない
6.(項目1.2.と相反するが)被災していない者として、通常の経済行為をすること
7.Jobおよび写真は今まで通りしっかりやる
結局、この程度くらいしか思いつかない。しかしたったこれだけなのだから実現させる。
節電とガゾリンについてはどれくらいの実効があるのか分からない。分からないが少しでも被災地に回して欲しいから取り敢えずやる。買いだめについては、首都圏で多いと伝え聞いている。一概に否定できないと思っている。ボクは首都圏に住んでいないので、頻繁な余震にさらされてどの程度不安なのか実感がないからだ。関西に住むボクの感覚では、今、被災していないなら当面買いだめは控えて欲しいなと思う。
余談だけれども、TVなどの報道の会見で色々な立場の人が当事者として説明している。この当事者に対して反対のための反対というようなツッコミが見受けられる。少し話は変わるけれども、クレーマーは究極の受身の人だという説がある。なぜかというと、激しく攻撃するけど、自分は動かず他人にぶら下がってるからだ。このような批判ともいえないような攻撃のしかたは、思考の根っこがクレーマーと同じなのだと思う。究極の受身なのだ。このクレーマー説は実は鷲田清一氏の受け売りなのだが本当にその通りだと思う。一人ひとりが少しでもアクティブになることで、世の中が変わるとも書かれていたはずで強く共感した。
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